Q&A

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自分自身に聞き、自分自身に答えるQ&A + メモ(というか、ほぼメモ) 。

日電協の理事長の佐野慎一さんと警察庁は癒着しているのですか?

Q.日電協の理事長で、パチスロメーカー山佐の代表取締役である佐野慎一さんが、警察庁の担当官と癒着していたという話が出ました。真偽はどうなのでしょうか?

 

A.ぜんぜん分かりません。

 この話は、FACTAや国際カジノ研究所所長の木曽崇さんのブログで触れられています。そちらをみますと、そうした内容の怪文書が出回っているそうです。

blog.livedoor.jp

 

 私は当事者ではなく、また怪文書ということもあり、全然真偽については分からないのですが、2016年現在においてパチンコやパチスロの業界は、出玉規制などの動きで揺れています。ちなみにパチスロ関連の規制の陣頭指揮(?)を取っているのは、2015年に日電協(日本電動式遊技機工業協同組合)の理事長に就任した佐野慎一氏です。

 佐野氏は、パチスロメーカー山佐の代表取締役を務めている人物で、技術畑として知られています。そのためか山佐のパチスロは、他メーカーとくらべて技術的に優れている機械が多い印象があります。

 分かりやすいところをいうと、バウンドストップという演出が綺麗だとか、いち早くメイン基板制御の指示機能をもったパチスロを出すなど、"技術"としては他メーカーよりも率先して優れたものが出ます(これが面白さに繋がるのか?というのは別の話ですが……)。

 そんな佐野氏に疑惑(?)があがった訳ですが、振り返ってみますと、まぁ確かに佐野氏が日電協の理事長に就任した後というのは、同氏が率いる山佐からは個性的な機械が出ました。規制の内容も「山佐はすでに対応済み」というようなこともあった様な記憶があります。

 なので、世間話程度には「佐野さんが理事長になってから、割と好き勝手やってる印象があるよねー」なんて話にもなったことがありました。

 

 という状況があると、今般でてきた癒着(?)みたいな話も無くは無いような気もします。が、鶏と卵の話でもあるように、「もともと山佐が技術力があり、その技術で対応しようとなった」とも言えなくは無いような気もします。

 「癒着したから山佐の技術で行こう」となったのか、「(もともと技術が高いから)山佐の技術で行こう」となったのかっていうのは、正直当事者同士じゃないと分からない話です。

 

 ということで、割とストーリーが描けれる状況にはあったとは思いますが、それが不正とか便宜供与云々に繋がったのかというのは、正直わかりません。