Q&A

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自分自身に聞き、自分自身に答えるQ&A + メモ(というか、ほぼメモ) 。

【J2第29節】 8月14日のモンテディオ山形 対 北海道コンサドーレ札幌 戦の感想は?

Q.8月14日のモンテディオ山形北海道コンサドーレ札幌 戦の感想は?

 

A.悪い内容ではありませんでした。

 前節の京都サンガ戦後に、一部サポーターとフロントがバチバチやって雰囲気の悪い山形。今節は首位の 札幌 戦で、さらに2万人を超えるお客さんが入った中でのアウェイゲーム。かなりやりづらいゲームだったと思います。

 山形は、キックオフ前のコイントスで権利を取り、キャプテンの山岸はサイドの変更を要求しました。田代真一が出場停止ということもあり、守備に不安がある中、前半に先制して勢いを付けたかったのかなぁと思います。それでなくても、3連戦の最終ゲームであり、これまでの2試合は暑さの残る中のゲームだったことを考えると、前半に先制して主導権を持ちたかったのかなぁと思います。

 

 そうして試合がはじまった訳ですが、前半の早い時間に守備の要である渡辺広大ペナルティエリアでファウルをして、これがPKの判定。リプレイを見ると、ちょっとジャッジが厳しかったようにも思えるし、取られても仕方がなかったようにも見えます。ただ、ペナルティエリア外に戻させてから取りに行っても良いような気もして、これは難しいところ。直後のPKを都倉賢選手が決めて、0-1。

 この失点で、プランが変わった山形は攻勢に出ます。しかし、シュートまでは持ち込みますが最後のフィニッシュがよくありません。懸念されていた守備も、前線や中盤の選手が前からプレッシャーをかけて、カウンターの機会を作っていました。

 

 後半開始後に、伊東俊に変えて鈴木雄斗を投入。後半10分には、これも縦横無尽に走っていた佐藤優平を変えて永藤歩を投入しました。佐藤の交代はちょっと違和感があったものの、3連戦の疲れを考慮したのかなぁとも思います。

 後半13分には、コーナーキックを得た札幌のボールが川西翔太に当たり、オウンゴール。後半17分にも都倉賢選手に決められ0-3。

 川西のオウンゴールは仕方ないような気もしますし、後半17分のゴールも山田拓巳がしっかりマークについていました。シュートも当たったようなシュートです。なにが悪いといったら「運が悪い」ゲームで、選手の動きがそれほど悪いようには見えません。

 

 直後の18分には、鈴木雄斗のボールを永藤歩が折り返し、林陵平が決めて1-3。直後に林陵平大黒将志を交代。山形は、途中交代で入った選手すべてがFWという攻撃的な交代でした。ゲームとしての内容も悪くなく、1-3ながらも次の1点が取れれば、引き分けが見えてくるような雰囲気がありました。

 ただ、そうした攻撃は実ること無く、このまま1-3で試合終了。首位の札幌はJ1への自動昇格に前進し、山形はひとつ順位を下げて17位に交代しました。

 

 この3試合で変わったことは、すでに昇格プレーオフを目指す戦いではなく、J2残留を目指す戦いを意識しなければいけないこと。勝点3を取りにいくリスクよりも、ドローで良いから勝点を積み上げないといけない戦いです。

 一部サポーターとフロントはギクシャクし、チームは内容が悪くはないけれど、結果が伴わない状況。シーズン序盤と同じで、後半戦スタートから8戦勝ちなし。次節は20位の岐阜戦。次節は、最低でも勝点1。できれば勝点3を取って、残留争いの優位な位置にいきたい。今節でもう残留までの貯金は底を尽きかけていますから、なおさらです。

 もし、次節も負けてしまったら、またゴール裏が大変なことになりそうです。


【ハイライト】北海道コンサドーレ札幌×モンテディオ山形「2016 J2リーグ 第29節」

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