「一万時間の法則」とは、なんですか?
Q.「一万時間の法則」とは、なんですか?
A.「一万時間の法則」とは、特定の分野で成果を上げたり、プロレベルの技術を習得するのに必要な時間は「一万時間以上」だとする説です。
まったくの初心者からプロレベルに上達するまでには、それ相応の練習量やその分野に傾倒する時間が必要になります。一万時間は、一日8時間その分野に関するものに向き合っても3年強の日数がかかります。ことわざを使えば「石の上にも三年」ですね。
そのくらいの時間や日数をかけると、初心者では見えなかったことが見えてきます。また、継続することは実は非常に難しいことでもあります。はじめたときは何十人もいた同期が、3年後には半分になっていた。なんてことはよくある話です。
「一万時間の法則」は、こうした「練習量で培った技術」と「継続したことで結果的にライバルが減った」という部分の双方の意味を持っているのかもしれません。