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自分自身に聞き、自分自身に答えるQ&A + メモ(というか、ほぼメモ) 。

営業職はAIに取って代わられるのでしょうか?

Q.THE PAGEに「営業職はAIに代替えされるか?」という記事が出ましたが、営業職はAIに取って代わられる職域なのでしょうか?

 

A.どちらかといえば、「代替えされる方」の職域だと思います。

 当該の記事は下記の「なくなる?なくならない?営業職はAIに代替されにくい仕事なのか?」かと思います。

thepage.jp

 

 記事は、アンケートでは営業職は代替えされにくい職域として上位に来ているが、研究では代替えされやすい職域となっている。どっちなの?という内容です。一定の結論として「高付加価値を提供する」ならば、代替えされにくいとしています。

 

 この結論は一定の支持はできると思います。ただ、営業職がAIに代替えされるかどうかというのは、どういった視点で見るのかで結論は代わってきます。

 

AIと人間で住み分けが進めば「代替えされにくい」

 ひとつは、AIと人間で職域が分かれるという考え方。営業職として大きく捉えれば同じだが、ジャンル分けされるという考え方で、記事の結論と似ています。つまるところ、AIが営業をする分野と人間が営業をする分野が住み分けされ、それぞれで価値が異なるということです。スポーツに例えるなら、移動という点でジョギングも車も同じ分野ではありますが、マラソンとF1レースは別の価値観を持っています。これが同じ価値観ならばマラソンは淘汰されていることになりますが、そうなっていません。

 この様に、住み分けがされれば営業職は残ります。ただ、人間がする必要がないものはAIに代わっていきます。

 

AIに有利な環境が整いつつある

 もうひとつは、先天的に人間はコンピュータを信じやすいという傾向から、AIが一般的に普及していくというパターンです。

 アンドロイドの研究において、人間は「人間の言葉よりもアンドロイドの言葉の方が信じやすい」という結果が出ています。これは、「コンピュータはウソをつかない」という先天的傾向もしくは先入観があるからです。

 なので、コンピュータ(AI)の提案する内容は、人間が提案する内容よりもフラットに考えることができます。人間関係や虚栄心などの雑な情報が排除されるので、提案に向き合いやすくなります。

 また、営業職は「個性やキャラクター」「信頼関係」が重要な職域ですが、AIが普及する頃には、そうした部分を重要視してきた年代が定年を迎えています。比較的、人間関係を重要視しない(しなくても良い)年代として育った層が生産年齢人口に占める率が高くなっていきます。

 こうした背景は、コンピュータ提案型(AI営業)の方が環境としては良く、また、普及する頃には、インフラや技術革新で維持費も人間より抑えられることを考えると、AIの方が有利な気がします。

 

 こちらの懸念される面としては「コンピュータが間違った時」です。「コンピュータがウソをつく」ようになったら、不信感は人間より強くなるでしょう。こうした問題は、おおよそ起こりにくいとは思いますが、発展の過程で一度は必ず発生するでしょう。それが社会問題となれば、挽回は少し難しくなります。

 

人間の営業職はなくならないが……

 ということで、私はAIの方が環境的に有利なように思います。人間の営業職は無くなりはしませんが、「訪問販売などの飛び込み営業」はより難しくなると思います。結論として、日々勉強や切磋琢磨が必要だという基礎的な部分に落ち着きます。

 私は常々、「こんなんじゃ、AI(コンピュータ / 人工知能)の方がマシよ!」と言われるような日がいずれ来るような気がして、恐怖に感じます。なので、AIに負けない部分を明確にして、そういう言葉を投げかけられないよう人間になりたいです。