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自分自身に聞き、自分自身に答えるQ&A + メモ(というか、ほぼメモ) 。

「べっぴんさん」が視聴率20%割れについて、感想はありますか?

Q.NHK連続テレビ小説「べっぴんさん」が2週目で視聴率20%割れとのことですが、感想はありますか?

 

A.記事を見るまでは気にしていませんでしたが、記事を読むと確かにそうだなぁと思うこともあります。

 

asajo.jp

 

 ひとつ前の「とと姉ちゃん」が比較として前半がゆっくり進行していき、後半がワチャワチャになって、うまく伏線を回収できずに終わったような印象があります。

 一方の「べっぴんさん」はこれまでのところ対照的で、スッキリした中でスピーディーな展開を見せています。

 「とと姉ちゃん」では、「家族愛」や「触れ合い」が微笑ましい部分でしたが、「べっぴんさん」は家族の想いの強さはありますが、微笑ましくはありません。ヒロインも口数や瞬きが少なく、やや無表情気味の演技になっています。

 展開としては、家が順風満帆な時代は「母の死」というのが近くにあり、次の展開は開戦→終戦と暗い話題が続きます。その間、ヒロインは恋愛感情を持ち、失恋をして、結婚・出産を経験します。

 早い展開と暗い話題が朝や昼の時間帯にマッチしていません。登場人物の人間性も深く掘り下げてはいなく、好感を持てるのは市村正親演じる麻田茂男くらいかなと思います。曾我廼家文童(そがのやぶんどう)演じる忠さんも愛嬌がありましたが、ここ数回は存在感が無くなってきています。

 潔くんは少年期と青年期で印象がガラッと違って見えます。少年期はハツラツとして気の良い雰囲気でしたが、青年期は高良健吾が演じている姿が「ドラマ 白洲次郎」で白洲次郎役を演じた伊勢谷友介とリンクして、少しだけいけ好かない風な部分はあります。

 紀夫くんは、戦争に行って帰ってこない役どころなんだろうなぁとも思いましたが、帰ってきて、あまりのショックに飲んだくれるくらいの役どころだと良いなぁと思うようになりました。これで戦死してたらヒロインがかわいそうだなと感じたので。

 

 「べっぴんさん」で感情移入しづらいのは、まず五十八の実家である近江の本家がいじわるだったこと。追い出されたヒロインや家族は、もとが裕福ということもあり、再建の部分で世間よりも条件が良い部分などが、少し設定として中途半端な気がして、難しくさせているように感じます。

 追い出されるシーンでは、長太郎に言われたその日に出て行ったのかと思いましたが、次のシーンでは時間が経ち、さくらも乳児から幼児になっていました。この間の説明も特にないので、「あれ?そうじゃなかったの?」と思ってもしまいます。

 オープニングの映像は、ヒロインが若い時分にスキップしているような場面がありますが、そうしたシーンは本編では印象になく、結婚・出産を経験した後となってはそのシーンを彷彿とさせる部分は今後出てこないだろうなぁと思うと、少しチグハグさも感じます。

 

 個人的には、「とと姉ちゃん」がワチャワチャになって終わったのがあまり良い印象ではなかった反動で、「べっぴんさん」のスタートや雰囲気は好きでしたが、視聴率20%割れの記事を読んで、考えると確かに"まだ"良い気分のドラマではありません。

 今後に期待しています。