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自分自身に聞き、自分自身に答えるQ&A + メモ(というか、ほぼメモ) 。

パチンコ店のTVCMについて、どう思いますか?

Q.パチンコ店のTVCMについて、どう思いますか?

 

A.概ね、内容については意味がないと思います。

 パチンコ店は、広告宣伝規制や風営法の徹底が監督官庁である警察庁から指導を受けている状況にあり、射幸性を上げる内容や遊技客に公平ではない情報は発信できなくなっています。

 そのため、多くのパチンコ店のTVCMは意味のないものか、理想を掲げる内容が多くなっています。

 たとえば、パチンコ店チェーン最大手のマルハンは、イメージキャラクターに原アンナさんを起用し、「マルハン」という屋号を連呼させるだけのTVCMを流しています。

 また、ダイナムは、戦略であるローコスト運営をイメージさせるさわやかなCMを流しています。

 その他のパチンコチェーンも屋号のイメージだったり、「お客様の笑顔をつくる」や「エンターテインメント企業」感を出しています。

 その中で、実直的なものは新台入替を実施した内容のTVCMで、これはシンプルに入替した機種名を広告している内容になっています。

 

 さて、マルハンの「マルハン」を連呼しているだけのTVCMは、正直まったく意味のない内容ではあります。一見、広告費が余っているか意地でやってるのではないか?と思うくらいですが、とりあえず屋号を連呼することで「パチンコ=マルハン」というイメージをつけさせる狙いがあります。

 ダイナムなどのイメージを想起させるCMは、CMの好感度は比較的良いものの実際の店舗環境とは乖離しているケースが目立ちます。

 例えば、ダイナムは木造の店舗から「森をイメージした居心地の良いお店づくり」などを謳いますが、昨今のパチンコ・パチスロは音量が高く、光の明減も激しく、とても森のような居心地の良さはありません。

 地方の中小企業などが行う「笑顔の接客」や「お客様へ笑顔を」のようなメッセージは、昨今の運営状況を見れば、それが真逆であることはパチンコをしたことがある人ならすぐに分かると思います。

 もちろん、現実は現実として理想に近づけるというのはすばらしいことかもしれません。ただ、たまに独りよがりになっているように見える時もあります。

 

 そんな中、なぜパチンコ店は明確なメッセージが出せない環境にありながら、広告をするのか?という疑問が湧き上がると思います。

 答えは単純に「広告を出さないと忘れられるから」です。パチンコやパチスロは日本全国どれも構成が似ており、店舗ごとの特色は出しづらい状況になっています。

 つまり、ちょっと気を抜くと他店に抜かれるといった環境で営業をしており、他店より目立ってなんぼ、ただ、目立ちすぎると警察庁および所轄署から目をつけられ、指示処分、営業停止処分になってしまうという狭間でアピールをしています。

 すると、結局のところ、屋号を連呼するだけの意味のない広告が出来上がる訳です。それだけパチンコ店業界は厳しくなってきており、今年から来年にかけては全国で1000店舗以上が廃業・休業するのではないかと推測されています。