安倍内閣の支持率が時事通信調査で29.9％でしたが、どう思いますか？

Q.安倍内閣の支持率が時事通信調査で29.9％でしたが、どう思いますか？

A.当然の結果だと思います。

　しかし、とかく安倍政権の支持率に注目が集まっていますが、概ね他の政党も支持率を落としており、政治不信が加速している印象です。

　与党は緩みきっていますし、野党は頼りない。政治をしないで政局を行っている状況に呆れてきています。

　とりわけ、中身は別にして都民ファーストのような勢力が台頭したことや、都議会議員選挙で都民ファーストが大勝した様子からは、「受け皿があれば、すぐに与党はひっくり返る」という意思が伝わってきます。

　今回の結果で満足しているのは、朝日新聞や毎日新聞などの反安倍勢力でしょうか？彼らは安倍政権下ろしをしたいような報道をしています。しかし、仮に安倍政権が倒れた後のことまでビジョンを提示していません。なにが日本の為になるかはわからないような雰囲気です。

　加計問題や森友問題は、調べると安倍さん側に非があるかどうかはなんともいえず、よっぽど前川さん側の方が筋が悪いように見えますが、なかなかどうして世論はそういう判断をしていません。

　不支持の大きな理由が「首相の人間性が信用できない」という部分です。政策などの批判ではなく、人間性ですから、少しややこしいですね。国会を見ても演説を見ても、すぐにカッとなって反応しますから。そうした印象はしょうがないような気もします。懐の大きな部分が見えないというか、やたら民進党に食って掛かるというか、そういうことはもうお止めなさいとは思います。

　個人的な希望としては、支持率復活の目玉として、消費税を5％に戻すために選挙してくれればなぁと思います。

　支持率が下がってから石破茂さんがメディアによく出てきますが、石破さんは防衛はまだいいとして、経済や財政観は、財務省寄りの増税・緊縮派ですからその一点で総理には向きません。

　日本を良くするのは誰か？政治家は昔こそ尊敬された仕事でしたが、今の政治家はほんと「なにかが足りない人たち」が就いているような感すらあります。