「映画 64-ロクヨン- 前編・後編(瀬々敬久)」の感想・レビュー
目立つのはマスコミの横柄さ(2017年11月18日)
「映画 64-ロクヨン-」を見ました。公開当時に話題になっていた作品です。前後編合わせて4時間程度あります。昭和64年に発生した誘拐事件を軸にストーリーが進みます。
印象に残っているのは、「マスコミの怒号と横柄さ」です。俳優は豪華布陣ですが、全体的に展開は暗く、ハッピーエンドと言える内容ではありません。
前後編と分かれていますが、前編は伏線を貼る展開。世界観の説明的な意味合いが強いです。面白かったかというと疑問が残り、後味が悪いような印象を持ちました。この作品の世界観で、よく大型制作が出来たのと、前後編合わせて約35億円程度の興行収入が獲得できたのが不思議ではあります。
単純に自分の趣味に合わなかっただけかもしれません。
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