【J2第26節】 7月31日のモンテディオ山形 対 カマタマーレ讃岐 戦の感想は?
Q.7月31日のモンテディオ山形 対 カマタマーレ讃岐 戦の感想は?
A.悪くない試合だったんですけどねぇ。
後半戦に入ってから勝利がないモンテディオ山形ですが、ここ数試合は内容は悪くないけど勝てない。というか内容よりも結果が欲しいという状況になっています。前半戦終了後は、7勝7負7分と星は五分となっており、ちょっとがんばればプレイオフ圏も狙える位置にいました。
讃岐戦は、終始これといって悪いという面はなかったような印象があります。前半14分の山田拓巳のゴールは、相手のパスミスをアルセウがカットし、ディエゴ・ローザがスルーして、走りこんできた山田が持ち込んで、ズトンと。綺麗な流れの中でゴールを生みました。
前半の見どころは、この部分ぐらいでした。
次に試合が動いたのが後半の半ば。ミゲル選手と交代で荻野広大選手が入り、これまでDFをしていた我那覇和樹選手がトップにポジションを変更しました。
采配は的中し、右サイドの仲間隼斗選手のクロスを我那覇選手が合わせてズトン。これはクロスの精度もヘッドの精度も高く、失っても納得の得点。まぁ、納得とか言ってはいけないんですけど、仕方のないゴールでした。
山形は後半21分にディエゴ・ローザを下げて、大黒将志を投入。大黒がピッチに戻ってきたというのは実に頼もしい限りです。
試合はオープンな展開になりますが、両チームともなかなか枠にボールを飛ばすことができません。暑さからか動きに鈍りも出てきました。
決定機だったのは、85分ごろのディエゴのミドルや90分+の伊東俊やアルセウのシュート。この時間になってようやく枠にボールが飛びましたが相手GKの清水健太選手の好セーブなどで得点には繋がりませんでした。
アディショナルタイムは4分。93分30秒ごろに山形がコーナーキックを獲得し、このワンプレイで試合終了かな?と思いました。ただ、このコーナーキックをきっかけに讃岐は最後のカウンター。右サイドに振ったボールは逆サイドから中央にかけてフリーになっていた仲間隼斗選手へ。仲間選手が決めて逆転1-2。そのまま試合終了です。
試合内容はそれほど悪いとは感じなかったものの、あまり得点の匂いを感じなかったのも事実です。それよりも山形は、こうした後半戦や試合終了間際に失点して、逆転や同点で終わるケースが多く、がっかりしてしまいます。
もう1点をもぎ取る攻撃力。最後の最後まで集中力を欠かない守備のどちらかがあれば?と思いますが、タラレバです。
佐藤優平は、試合を通して動きまわってましたし、ところどころに良さもあります。ただ、勝ちがないと選手もファンも疑心暗鬼になってしまうような気もします。
次節は必ず勝利しないと、監督の進退にも関わってきます。8月11日は、ホームで県民応援デーとして京都サンガ戦が予定されており、注目されています。
次節の群馬戦に引き分け以下だったら、8月11日はなんかもうサポーターが荒れそうです。シーズン序盤の再来だけは勘弁してほしいので、とりあえずの結果を期待したいです。