Q&A

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自分自身に聞き、自分自身に答えるQ&A + メモ(というか、ほぼメモ) 。

「扇風機をつけたまま寝ると死ぬ」という話を聞いたことがありますが、本当ですか?

Q.「扇風機をつけたまま寝ると死ぬ」という話を聞いたことがありますが、本当ですか?

 

A.迷信のようです。

 このごろ、30年近く睡眠を研究しているという医師が、NHKのラジオでこの話題を振られた際に、「扇風機で死んだという話は医者になってから聞いたことがない」というお話をしていました。だから多分、迷信なんだろうと思います(安直かもしれませんが)。

 そもそも、なぜ「扇風機で死ぬ」のか?というところですが、扇風機の風を身体に受け続けると体温が下がるというところから、さらに就寝中の場合は、下がり続けた場合に対応ができない。ということもあって、「扇風機をつけたまま寝ると死ぬ」という話になったとの説があります。

 

 しかし、よくよく考えてみると「扇風機で死ぬ」にはさらに条件が必要な気がします。普通に当たるよりも、例えばお風呂あがりに身体を拭かず、いわば ずぶ濡れの状態で、扇風機に当たるなどすれば、通常の状態よりも体温を下げられるかと思います。さらにその状態で寝てしまえば、異常に体温が下がった際に対応ができなくなり、なんやかんやで死につながる状況になるかもしれません。

 つまり、「扇風機をつけたまま寝ると死ぬ」というのを再現するには、ある程度の状況が必要になると思います。

 

 ただ、死に至らないにせよ、通常の使い方でも、お腹を出した状態で扇風機に当たりながら寝ると体調を崩します。結構かんたんに崩します(体験談)。

 ですので、死にはしないまでも使い方を誤れば体調を崩してしまいます。せめてお腹の上には毛布やその類をかけるなどして、お腹を冷やさないようにしたいですね。