Q&A

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自分自身に聞き、自分自身に答えるQ&A + メモ(というか、ほぼメモ) 。

2016年時点の最近のパチンコやパチンコ業界ってどう思いますか?

Q.2016年時点の最近のパチンコやパチンコ業界ってどう思いますか?

 

A.私はパチンコを12年くらい前にはじめました。当初は娯楽というよりも少ないお金をちょっと増やす手段として遊技していたように思います。当時は、羽根物と呼ばれる少額で遊べるぱちんこ機が設置してありました。3000円を5000円にしたり、10000円にするといった遊びをしていたと思います。

 しかし、「みなし機撤去」ということになり、そうした機械はすべて撤去されました。私が通っていたのは小さい店舗だったのですが、それからしばらくして、そのお店は潰れてしまいました。

 

 という昔話は置いておいて、今現在のパチンコが遊べるものかどうかというのは懐疑的です。1円パチンコなどは確かに4円パチンコと比べて少額で遊技はできますが、リターンを望むものではなく、暇つぶし程度です。

 2016年はパチンコ業界では遊技くぎ問題や射幸性機種の撤去問題がホールやメーカー間で持ち上がっています。打ち手としての私は新基準機などを打ってもピンと来ず、1円パチンコの最低貸玉200円すらもちょっともったいなく感じます。

 これは、例えばソーシャルゲームや「ポケモンGO」といった身近に遊べる暇つぶしが増えたことにもよります。パチンコは長年「安心安全に身近で遊べる大衆娯楽」化を口では標榜していましたが、実際には高射幸性という部分がお客を惹きつけていた訳です。

 そんな中であって、ソーシャルゲームや「ポケモンGO」が身近で安心して遊べる娯楽として取って変わりました。パチンコ業は旧来から後手の産業で、クリーンにすると口では言うものの警察庁などの通達がなければ実際には動きません。そうしたツケが回っている現状では、ただでさえ設定や調整で客が負けやすくなっているパチンコやパチスロを打つ理由は見えません。

 お客さんの層を見ても、これはお店によって異なるので一概に言えませんが、マナーの悪い方やタバコを吸う方が多いように思います。機械をパンチしたり、遊技台に空き缶やタバコのカラを置いていったりする様子はあまり気持ち良いものではありません。タバコの煙は吸わない人間からするとちょっと嫌です。アイコスなども出始めていますが、使用している人はまだまだ少ない現状です。

 感じるのは、パチンコ店以外では、室内で自由にタバコを吸う空間を提供しているお店は少ないということ。あと、あからさまにマナーの悪いお客さんを見る機会がパチンコ店では多いこと。パチンコ店以外の環境が徐々に変化していく中、そうしたニーズに合わない私のような人間は、本来はパチンコ店に近づかないのが良いのかと思います。

 もちろん、逆をいえば、タバコを吸う方からすると「最後のフロンティア」みたいな側面はあります。あと、室内でおおっぴらにタバコを据えるのはカラオケ店や居酒屋などかと思います。

 

 転じて、遊技台に目を向けますと、リターンが少ないのにリスクが多い機種、そうした設定や調整が実に多いと感じます。ホールからすれば利益が取りづらいというのは、わかりますが、そうした調整はまた、遊びづらいのも事実です。

 そんなことを考えると、別にわざわざパチンコ店に行く理由って無いように感じます。たまになら良いでしょうけど、それすらも微妙です。本格的に行くかどうかは、遊技くぎや高射幸性機種の撤去や整備が進んで、分かりやすく安心できる状況になってからで良いと思います。それは多分2017年後半から2018年ごろかと思いますが、はたしてそれまでに全国のパチンコ店の数が10000店舗を維持しているのかは疑問です。