NHKの集金が来たときのやりとりを教えて
Q.NHKの集金が来たときのやりとりを教えてください。
A.私は田舎で、インターネット環境しかない平屋の建物を事務所代わりに使っているのですが、先日、NHKの集金係の人が来ました。
NHK「こんにちわ」
私「こんにちわ」
NHK「あのー、私、NHKのこういう者で(社員証のようなものを見せる)、こちらのお宅がずい分前から受信料契約がなされてないので、伺いました」
私「あー、でもアンテナないですよ?」
NHK「アンテナがない?そうですかー、でも、NHKご覧になったりはしますか?」
私「ここでですか?」
NHK「そうです」
私「ウェブサイトとか、らじる★らじる使うことはありますけど」
NHK「はぁ」
私「あとは、NHKのサイトでニュース動画あるじゃないですか?それを見たことはありますね」
NHK「えー、NHK見られるんであれば、受信料契約が必要になるんですけれども…」
私「いや、テレビないですよ」
NHK「テレビないとしても、パソコンにテレビが見られる機能がついている場合は、契約が必要になるんですよ」
私「それって、地デジですよね?」
NHK「地デジですね」
私「あの、NHKのサイト見ることはあったんですよ。まぁ、たまに災害とかあるとサイトで同時配信されてるじゃないですか?地デジといっても、そういうのしか見てませんよ?」
NHK「んー、サイトとかではなくてですね。あのー今の時間だと、スタジオパークとかやってると思うんですがー」
私「地デジは見られないですよ」
NHK「地デジは見られない?」
私「えぇ、この建物、UHFでしたっけ?VHFでしたっけ?のアンテナもないですし、室内にテレビ線もないですし、テレビもないですよ?」
NHK「パソコンにテレビ見れる機能は?」
私「パソコンにはそんな機能ついてないですし、あと、携帯、スマホ買った時にワンセグの機能ってついてるじゃないですか?あの機能も使ってみようと思ったことはあったんですけど、ここ田舎で山に囲まれているんで、そもそも映らないんですよ」
NHK「はぁー、そうですかー」
私「なんなら、中入って調べられますか?」
NHK「いや、中は結構です」
私「あのー、分かっていただけました?」
NHK「地デジはないんですね?」
私「地デジはないです」
NHK「あー、わっかりましたー(タブレットみたいな機械を操作する)。あの、ここ住所何番でしたっけ?」
私「◯◯番地です」
NHK「◯◯番地ね、っと」
私「……(なにかの処理を待つ)、あのー、仮にテレビ置いてアンテナつけて、NHK映るようになったら、通常はこちらから申請するんですよね?」
NHK「申請いただくのが通常なんですが、そうですね。100人いたら1人いるかいないかの割合でしか申請していただけないですねー」
私「払わなくても、勝手に映りますもんねー」
NHK「そうですねー」
私「……(なにかの処理を待つ)」
NHK「はい、わっかりましたー。それではテレビないということで、空き家ってことにしておきました。これパンフレットなんですけどよければどうぞ(受信料契約について書いてある冊子)。また、空き家ってことにしましたので、ここしばらくお住みになっていたら、また来るかもしれません。その時はよろしくお願いします(NHK氏帰る)」
NHKって自宅で見てる分には、質が高い放送をしているので好きだったんですが、集金係の方と話してみると、NHKがネットで嫌われている理由がわかったような気がします。なにか職務質問してくる警察官みたいな雰囲気で、ちょっと偉そうでちょっと馴れ馴れしい部分がありました。説明を繰り返さないと分かってもらえない部分は、「建物にはテレビが必ずあるだろう」という気持ちで来られるからだと思いますが、ちょっとモヤモヤした気分になりました。