Q&A

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自分自身に聞き、自分自身に答えるQ&A + メモ(というか、ほぼメモ) 。

「自分を意識する時」ってどんな時ですか?

Q.「自分を意識する時」ってどんな時ですか?

 

A.なにか不安定だったり、失敗した時ですかね。

 ふと、「自分」を考えてみると、「自分という者が何者なのか分かりません」。分からない時は、概ね安定しているか不安がない時、失敗していない時だと思います。それは、「自分」に問わなくても良い状態であって、そうした状態でも特に問題が起こってないからだと思います。

 逆に「自分はこうだ」であるとか、「自分とは何だ」と考えて、一定の答えを見つけた時は、あなたのいる状況が不安定だったり、岐路に立たされていたりする場合だと思います。一定の方向性を見出すために過去の自分と向き合う。自分は何が得意で何が不得手か。どういった傾向があるか。慢心するのかしないのか。人間関係はどうだ。などなど。なにか答えが欲しい時に「自分」は見つかります。

 また、明らかに異質なものであったり、敵方と遭遇したり対峙した時も「自分」を意識すると思います。それも辿っていけば、選択が必要な場合だったり、不安定な場合だったりします。

 「自分は何者であるか」を問うのは、必要な作業だと思います。そこから何を選び何を捨てるのかといった選択を行う。人生や生き方の交差点で私たちは、いつも悩みます。選んだ先に向かうため、その基礎を踏み固める作業が「自分を意識する時」だと思います。