「アラフォー・クライシス」とは、どういう意味ですか？

Q.「アラフォー・クライシス」とは、どういう意味ですか？

A.「アラフォー・クライシス」は、2017年時点での年齢が35歳から44歳程度の人から危機に直面していることを表す言葉です。

　この世代の方は、若い時は就職氷河期世代であり、就職しても満足に研修が受けられなかった比率が他の世代より多く、結果として高度な職業機会が奪われているとされます。また、就職後も社会情勢が不安定なため、転職を繰り返しており、その結果、勤続年数不足からスキル不足を指摘する向きもあります。

　そのほか、この世代よりひとつ上に、大量獲得されたバブル就職組が組織に多く、出世や昇進が遅いともいわれています。また、親が介護を必要とする年齢に達するなど社会と家庭で問題を抱えており、危機に直面しているといわれます。