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「ザ・ラストマン 日立グループのV字回復を導いた「やり抜く力」(川村隆)」の感想・レビュー

 

最終責任者(2018年1月5日)

 「ザ・ラストマン」を読了。日立グループが巨額の赤字を計上してから、黒字回復まで会長兼社長を務めた川村隆さんの本。武田鉄矢の「今朝の三枚おろし」で紹介されていて気になってました。夏頃に購入して積み本になってましたがこのほど読み終えました。この本で印象に残っているのは、川村さんが乗っていた飛行機がハイジャックされ、死の一歩手前を経験したということ。工場勤務の時に、当時の上長から「ラストマン」の覚悟について教わったところです。「ラストマン」は、最終責任者を意味し、本書では「ラストマンとはこうあるべきだ」といった要素が含まれています。こうした覚悟を持った経営者の下では多少なり、働きやすいのではないか?と感じることもあり、川村さんが2018年現在で東京電力ホールディングスの取締役会長を務めているのは、そうした部分もあるのかな?とも思いました。なお、本書では「ラストマンたるや」を語る上で、結局のところビジネス系自己啓発本になっている部分も往々にしてあり、部分によっては陳腐に感じるかもしれません。

 

 

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