なぜ、未だに銀行取引でフロッピーディスクを使うのですか?
未だにフロッピーディスクを使う理由
- むかしからの慣習。
- 官公庁や中小企業などから依頼されるケースが多い。
- 中小企業の場合は、昔からの顧客。
- 過去にはウェブ経由よりも安全だといわれていた。
どういうデータをやり取りしてるの?
- 税金や国民年金、国民健康保険料の引き落としデータなど。
- 介護保険や障害者介護、生活保護に関する給付金の振込に利用。
- 書類申請時のデータ提出時(中央官庁)。
銀行の対応は?
- 2000年ごろより、顧客に対してはフロッピーディスクの利用を控えるよう促していた。
- どうしても「できない」と返答があった場合は、しぶしぶ応対していた。
- 2021年3月末日で、フロッピーディスクによる取引を廃止(山形銀行)
- 2021年5月末日をもって、フロッピーディスクによる振込および口座振替依頼データの授受は廃止。インターネットバンキングの利用を促している(山口銀行)。
- 多くの地銀がフロッピーディスクを用いた取引を廃止している。
今後は廃止の見通し その理由は?
- フロッピーディスクの購入が難しくなってきた。
- 銀行にある読み取り機器のメンテナンスが難しくなってきた。
- 経年劣化のため、どちらも破損が起きる可能性が高く、FDの製造も行われてないため。
- 現在ではフロッピーディスクのセキュリティに問題があるため。