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「シン・ゴジラ(庵野秀明)」の感想・レビュー

 

政府のやりとりが面白かった(2017年11月19日)

 「シン・ゴジラ」を見ました。ずっとチェックをしようかと思ってましたが、有料配信の500円が気になって見ないでいました。すると、地上波で放送するというので、だったら見ておこうと思ってAmazonプライムで視聴しました。

 結論からいうと、私はすごく面白かったです。官公庁や自衛隊の指揮系統や会議の模様。発せられる言葉のやりとりが好きでした。作風としてはまんまヱヴァンゲリヲンの雰囲気で、ゴジラが使徒で、日本政府がネルフなら、米国はゼーレみたいな印象でした。小気味良い緊張感が続き、やりとりを見ているだけで楽しめました。

 ひとつ、個人的に顔が引きつったのは、序盤にゴジラが東京を襲うシーンが、東日本大震災を彷彿としたところでした。ゴジラシリーズをちゃんと見たのはこれが初めてですが、ゴジラが災害の化身であると感じました。

 

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