「第一次・第二次・第三次・第四次産業革命」とは
第一次産業革命とは
- 蒸気機関の発明・台頭。
- 肉体労働者の雇用を奪うとして、19世紀初頭にはイギリスなどで「機械打ち壊し運動」が起こる。
- 恩恵として、鉄道や製鉄業が起こり、新たな雇用を創出。
第二次産業革命とは
- 20世紀初頭に石油や電気の使用・活用がはじまる。
- 乗り物は、馬車から自動車へ急速な変化が起こる。
- 1908年にT型フォードが発売されると、馬の数は最盛期の10分の1まで落ち込む。馬に関する産業が衰退。
- 恩恵として、自動車産業が起こり、新たな雇用の創出と賃金アップをもたらす。
第三次産業革命とは
- 1940年代にコンピュータやトランジスタが発明・活用される。
- 当時、花形とされていたタイピストや電話交換手が失業に追い込まれる。
- 恩恵として、エレクトロニクス産業が起こり、生産性・賃金・経済規模が飛躍的に拡大。
- しかし、インターネットが台頭した2000年代以降、生産性は伸びるが賃金は伸び悩む(衰退傾向)現象が起こる。
第四次産業革命(予測)
- AI・ロボットの活用。
- 生産性は伸びるが、賃金が伸び悩む傾向が続くと考えられる。
- 富の集中、貧富の差が拡大すると考えられている。
- 資本主義のあり方が変わる可能性がある。