Q&A

Q&A

自分自身に聞き、自分自身に答えるQ&A + メモ(というか、ほぼメモ) 。

死にたくなりました。どうすれば良いですか?

Q.死にたくなりました。どう対処したら良いでしょうか?

 

A.結論から言えば、「生きる」と良いと考えます。

 

私も10代のころは、よく死にたくなりました。ということで、首吊りを何度かチャレンジしてみた事があります。結果は全部失敗です。というのも、吊っている最中に段々と感情的な部分が抜けて、やけに冷静になってしまうのです。

端的に言えば、私は自殺の才能がないなぁと数度の失敗で思いました。

かといって凶悪犯罪を起こしてもしょうがありません。他人に迷惑かけるのが目に見えていますので、どうにか自己完結させる必要があります(自殺も迷惑かけますが……)。

 

そして、私がたどり着いた結論は「生きる」ということでした。「死んだ気になってやってみろ」みたいな台詞は根性ドラマとかにありそうですが、まさにその心境です。

一回、死んだ気になってみれば、意外と生きることは辛くなく、悟りとまではいきませんが、色んなモノが許せるようになってきました。これは、「死への覚悟」というのができたからです。「死」というのはタブーになりがちですが、考え方を整理すると生きる技術に活用できるような気がしています。

 

自殺というの「肉体の死」です。本来、死にたくなる時って、精神が混乱している状態が主だと思うのですが、「精神を殺す」ために「肉体の死」を選ぶっていうのは、ちょっと違うなぁというのも思いました。

なので、肉体は殺さず、あえて精神を殺してみる「精神の自殺」が個人的にはオススメです。一回、死んだ気になってみると、妙に覚悟がつくというか、気持ちに余裕が出てくるというか、そうした気持ちになります。だって、一回死んでるんですから、「あれ?一回死んだのに、まだ現世にいるなぁ」みたいに思うと、自分を苦しめていた世間の流れなどに疑問をもってくると思います。

そうすると、割と好きなように生きられる気がしています。もちろん、宗教観や感じ方は人それぞれなので、「死」について考える時は、いろんな人の言葉や考えに触れ、自分でも考えて整理することが大事です。

 

余談ですが、「精神の自殺」についてです。勝手なイメージですが、昔の幽霊話に「亡くなったんだけど、その場にいる」や「現世に未練があって、成仏できていない」という内容があったように思います。

これも私の解釈では、「精神的に参っちゃってたんだけど、うっかり肉体の死を選んだから解決できなくて、肉体は無いんだけど精神がずっと解放されない」状況なのかなぁと思ってしまうことがあります。

私たちはまだ生きているので、そうしたことがないようにしたいです。「精神の自殺」は重たく考えないで、手軽にリボーンできる術だと思うといいかもしれません。

また、悩みや問題は時間が経てば解決することがあります。なので、今はつらいとは思いますが、だましだまし生きてください。