Q&A

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自分自身に聞き、自分自身に答えるQ&A + メモ(というか、ほぼメモ) 。

遊技業業界14団体が健全化推進に関する声明をどう感じますか?

Q.遊技業業界14団体が健全化推進に関する声明を出しましたが、どう感じますか?

 

A.まずもって、「健全化推進」というのは至極まっとうな話でありますので、評価の対象にはなりません。遊技業に関する14団体がまとまったという点において成果とする向きもありますが、わざわざ声明まで出して、当たり前のことを言うあたりにズレを感じます。

この声明は、遊技くぎ問題に抵触している現在ホールに設置されている遊技機を、すみやかに回収すること、遅くても2016年12月末までに回収することを盛り込んでいます。

この回収にあたっては、その仕組作りや代替え機の提示などで遊技業団体間で、いろいろな交渉があったと漏れ聞こえます。しかし、遊技客が蚊帳の外に置かれた中での交渉や声明発表だったことは否めず、だったら、もう内々に対応してくださいと、そういう気持ちにもなります。

遊技業関連は、仕組みの変更や規則の変更などが行われる時に、遊技客に対する説明をほとんどしません。ウェブサイトに情報を公開することもなく、パチンコホールに説明のポスターが掲示されることもありません。

こういうことをきちんとしないのに、信頼関係が築ける訳もなく、実際に行動に出る時は、後手中の後手、警察庁などからの指導があって、言い訳ができない時だけです。

もう少し、遊技客のことを気にかけるべきです。

 

 「遊技業界における健全化推進に関する声明」

 

私たち(遊技業界に所属する14団体)は、「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」について、業界が一体となって下記事項を実行してまいります。

 

1.私たちは、全ての「検定機と性能が異なる可能性のあるぱちんこ遊技機」を本年末までに市場から回収・撤去してまいります。  なお、日本遊技機工業組合から本年2月10日及び3月2日に提示された回収対象遊技機については、本年8月末までに市場から回収・撤去してまいります。

 

2.私たちは、ファンが身近で手軽に安心して遊技できる環境を整備してまいります。