音楽や本の月額定額サービスについて、どう思いますか?
Q.音楽や本の月額定額サービスについて、どう思いますか?
A.うまく利用できる人にとってはお得なサービスだと思います。
音楽や本を月額1,000円や2,000円で聴き放題・読み放題というサービスがあります。書籍なら1冊か2冊読めば元が取れるので大変にオトクなサービスです。
私もスポティファイやキンドルアンリミテッドを利用したことがあります。ただ、私にはちょっと月額定額サービスは合いませんでした。
定額だから良いだろうと
その理由は、初月こそよく利用するものの、段々とものぐさになって利用しなくなってしまうからです。その原因は1・2冊読めば「(支払った分は楽しんだから)まぁ、いいか」という気持ちになり、「読み放題なのだから、あとで読めばいいだろう」と思い、結局時間が経っても読まなくなりました。
質の低い作品も
また、聴き放題や読み放題の楽曲・書籍数は数万以上と膨大ですが、やはり興味のない楽曲や書籍を探して読もうという気持ちが徐々に薄れてきました。特にキンドルアンリミテッドでは、推敲が十分ではない電子書籍も多々見受けられ、タイトルを見て判断して、開いてみても本文が読むに耐えないものもありました。
興味のある作品が定額サービスに無い
そして、一番の大きな理由は、欲しいものや興味があるものほど、定額サービスの対象外であることが多かったことです。興味のあるものは個々に購入するのですが、そうすると段々、「興味のないものしかない定額サービスにお金を払っているのが賢くない」という気持ちになってきます。それで、徐々にフェードアウトしていきました。
オトクに利用するために目的を持つ
月額定額サービスは、読みたいものや聴きたいものがある人にとっては、オトクなサービスです。例えば、読みたい雑誌が定額サービスにあるのであれば、それを購入したつもりで定額サービスに入れば、サービス内で新たな発見をした時に金銭分は得をします。
なので、利用する際は、サービス内に軸となる作品があるかどうかを検討し、そうした作品があればその作品を読むという目的でサービスに加入するのはアリです。残りの作品はおまけ程度に読めば良いと思います。ということで、目的を定めると賢く利用できそうです。