「タクシー」にお客がお金を払いたいと思わせるには?
お客がお金を払いたいと思わせるには?
「タクシードライバー」の付加価値を考える。タクシードライバーは、規制緩和からタクシーの台数が増加し、稼げない仕事のひとつに挙げられている。また、免許を取れば誰でも参入・就職できる職業でもある。
何もしないと横並びで画一的な商売でもある。そうしたイメージから、タクシーに積極的にお金を払いたいと思うお客は、そんな多くない。提示される金額を渋々払っているような印象すらある。
では、お客が積極的に払いたくなるタクシー、またはタクシードライバーとはどういうサービスを提供すべきか?「C to C」的に個人に合ったサービス?例えば、クラシック好きのお客が乗れば、クラシックが流れ、野球の話がしたいお客が乗れば、目的地までの間、野球談義ができるといったように、ニッチなニーズに合わせるのもひとつの手かもしれない。
または、遠距離料金を定額にするというのも、ひとつお客の不満を解消させる手かもしれない。同一県内なら「最高一万円で、どこにでも行きます」とか、「二万円払えば、ドライバー付きで一日タクシーをレンタルできる」みたいなサービスがあっても良いかもしれない。
月額五千円で指定された場所までの送迎を20回までやるとか(病院やスーパーと自宅の行き来など)があれば、高齢者にとっては利用しやすいものかもしれない。
こうしたサービスは、地域や各会社で取り組んでいるものもあろう。そう考えるとタクシーも付加価値の提示いかんでいかようにも差別化が図られるような気がする。
本人や会社のモチベーションに依存する部分が大きいかとは思うが。
というのを、本(自分のことだけ考える。 / 堀江貴文)を読んでいて思ったので雑文メモ。
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