Q&A

Q&A

自分自身に聞き、自分自身に答えるQ&A + メモ(というか、ほぼメモ) 。

「捨てられる銀行2 非産運用(橋本卓典)」の感想・レビュー

 

銀行は顧客のことを考えているのか?(2018年1月9日)

 「捨てられる銀行2」をサラ読み。最近、読書の時間が多く掛かっていたことから50ページ以降は、サラッと読む。前著「捨てられる銀行」も実に為になった記憶がある。本書では、銀行が紹介する個人向けの金融商品に切り込む。我が家は、父が20年ほど前に銀行から紹介された投資信託で、投資額の半分を溶かしたことがあったので、銀行の紹介する金融商品には警戒感を持っていた。本書を読み、そうした思いが確信に変わったように思う。銀行は顧客を見ずに、自分の利益を追っている。金融庁の森信親長官はこうした銀行の姿勢に釘を刺している。前著同様、森長官の考えは痛快であり、ファンになってしまいそうだ。今後の銀行との付き合い方を考える上でも、本書は役に立つと感じる。

 

Amazonで他のレビューを確認する

捨てられる銀行2 非産運用 (講談社現代新書)

捨てられる銀行2 非産運用 (講談社現代新書)