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7月10日のモンテディオ山形 対 FC町田ゼルビア 戦の感想を教えて下さい

Q.7月10日のモンテディオ山形FC町田ゼルビア 戦の感想を教えて下さい。

 

A.静かに荒れた展開になりました。

 

町田ゼルビアは、前半戦の調子が良かったので、警戒していたんですが、スカパー!を見ていると、ここ5試合勝ちがないと。相馬直樹監督の「胸を借りたい」といった試合前コメントもあって、五分五分くらいの試合になるかなと思ったのが序盤です。

モンテディオの試合の入りは、良くもないんですが悪くもなかったです。前半17分にロングパスから鈴木雄斗が抜けて、どフリーの佐藤優平へ。決定機を迎えましたが、町田の高原寿康選手の好セーブで、得点にはなりませんでした。このプレイでちょっと流れが変わったかなという気がしました。

町田は、前半21分に中村祐也選手、同25分に森村昂太選手が決めて、0-2。町田の攻撃は速くてシンプルでした。4-4-2の布陣を敷いているモンテディオにとって、サイドDFの高木利弥や山田拓巳がオーバーラップをすると、カウンターを受けた時に、サイドにポッカリスペースを与えてしまうことが多いように思いますが、失点のきっかけはこうした部分から生まれたように感じます。

一方のモンテディオの攻撃ですが、少しもたついていた印象があります。ボール回しが遅いので、スペースを作ることが出来ず、一旦、うしろに戻して再構成という場面が多々見られました。

裏を狙う選手も何人かいましたが、そうした選手にパスがいく回数は少なく、攻撃を再構成した際には、裏を取る動きをする選手がほとんどいない状態で、クロスの精度も曖昧なため、攻撃のパターンやリズムを作るのに苦労した印象です。

こうした展開の時は、ディエゴ・ローザや大黒将志を投入すべきではありますが、両選手とも出場停止と怪我でベンチ外。先発の鈴木雄斗以外ですと、永藤歩しか選択肢がありません。彼はいい選手なんですがまだ経験不足な面もあり、流れを変えるという役目は重荷な気がします。

 

今回の試合、選手のプレイ以外では、ジャッジに疑問が残る試合でした。榎本一慶主審は、前半23分の伊東俊の抗議でイエローカードを出したことをきっかけにカードを乱発。両チーム合わせて8枚ほどカードが出ました。モンテディオは、伊東や鈴木など抗議での不必要なカードもあり、フラストレーションがたまったかなと思います。

 

あとは後半アディショナルタイムに山田が決めて、1-2。負けはしましたが1点決めたのは大きかなと。次節は金沢戦ですので、しっかり戦ってほしいです。

 


【ハイライト】FC町田ゼルビア×モンテディオ山形「2016 J2リーグ 第22節」

 

 

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