「お金2.0 新しい経済のルールと生き方(佐藤航陽)」の感想・レビュー
これからの経済(2018年1月31日)
「お金2.0」をサラ読み。最初と最後のほか、章第・項目・太字部分を読む。フィンテックや仮想通貨の概要の本かと思いきや、そういう訳でもなく、そうした技術を用いたこれからの経済について概論を述べている。資本主義ではなく「価値主義」の到来と受け止め方や生き方など。仮想通貨の台頭で、通貨の権力がなくなること。金余りだったり、お金の流れていく方向などなどが半分。前半部分はお金や経済の仕組みや成功する方法などが載っている。小難しくなく、読みやすいかと思います。読んでいて、ビットコインなどの仮想通貨は、反権力の人が優先して使ったり、フリーのクリエイターやミュージシャンが活用すれば良いんじゃないかなとも思いました。手数料が安くなる分、投げ銭などがしやすいかと感じます。ミュージシャンなら中国みたく、QR読み込んで投げ銭したり、ブロガーなら広告の枠に投げ銭ボタンを押して、ビットコインでペイするみたいなそんな感じ。過去にもペイパルなどで似たサービスがあったので、すでにサービスとしてはあるだろうと思います。調べてませんが。キーは、そうしたことがYouTuberの台頭みたいに広く認知されたり、仕組みとして市民権を得ることでしょうかね。
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お金2.0 新しい経済のルールと生き方 (NewsPicks Book)
- 作者: 佐藤航陽
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2017/11/30
- メディア: 単行本
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