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「医者が教える食事術 最強の教科書(牧田善二)」の感想・レビュー

 

糖尿病医療の立場から(2018年6月19日)

 「医者が教える食事術」を通読。これまで読んだ「パレオダイエットの教科書」や「世界一シンプルで~食事」と考え方が違う面が披露されている。

 本書は糖尿病医療に従事している医師が著者とあって、基本的に炭水化物は目の敵にされている。「パレオ」や「世界一シンプル」ではOKだったジャガイモや果物などもNG。

 炭水化物のほかには加工食品も基本NG。エビデンスを示さないものもある。この辺、考え方の違いが立場によって異なるのは面白い。エビデンスを示していないのは、読みやすさを重視した結果と思うので特に悪い印象はない。

 逆に共通している部分もある。「砂糖」がNGとか精製された炭水化物がNGなのは共通。オリーブオイルやワインが体に良いというのも共通している。

 食に関する研究など、日々アップデートされる分野は読み比べると面白い。三冊とも徹底的にやろうと思うと食べられるものは限られるが生活や習慣に合わせて取り入れられる考え方を取り入れれば良い。

 

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